ずさん捜査の告発
『横断禁止』の標識のねつ造
平成18年5月30日
 

 佐賀県大町で平成14年5月24日午後9時死亡事故。初老の男性が自宅前道路を横断中、無免許運転の車にはねられ死亡。
 加害者は18歳の少年。通常の刑事手続きでなく、少年の住所は福岡、少年の父親が広島なためか、家裁で少年事件として審判。
 18歳の少年の無免許運転=道路交通法違反はなぜか送致されておらず、業務上過失致死被疑事件のみ家庭裁判所に送致。
 そして家庭裁判所の審判書で書かれた過失は前方不注意。家裁の審判は被害者遺族に知らされず、3年後民事提訴に踏み切りました。
 遺族は捜査記録を取寄せ、事故から3年になろうとする頃、初めて捜査書類を見ました。
 少年事件の審判書は、被害者が横断禁止道路を横断したことに落ち度ありと明記。そのため、少年は短期処遇の軽い処罰になってました。

審判書を見た遺族『横断禁止道路? そんな標識見たことない。』
『佐賀の田舎の道で横断禁止は考えられません!』
念のため、現場の調査を遺族に調査依頼。
『自宅前の道路の標識を調べたところ、横断禁止の標識はひとつもない。もしかしたら、死人にくちなしとして死んだ父に罪をかぶせているのではないですか?』
『先生、刑事裁判のやり直しはできないのですか? おかしいじゃないですか。死人にくちなしというより、死人に罪をかぶせているじゃないですか! 警察官からも事故直後、お前の親父が悪いと、罵倒されました。』

 遺族の言うことはもっともで、無免許運転について送致もしていません。疑わしい捜査です。

 警察官の実況見分によると、現場は『横断等禁止の交通規制がなされ、標識・標示とも明確で、視認性良好。』とワープロで記載。
 しかし事故現場付近に横断等禁止の標識は発見できませんでした。

こんな馬鹿なことがあるのだろうか? 
わざわざ警察が規制をでっち上げるだろうか?
何のために、警察は横断禁止道路にしたのか?

標識がまったくないから、横断禁止道路でないのに警察は横断禁止 としたのか?
少年側の働きかけがあり、標識をでっち上げたのか?

警察の捜査がでっち上げであること証明しなければなりません。
公安委員会に弁護士会を通じ照会。公安委員会は照会に応じなければなりません。
【事故現場道路において「横断禁止」の交通規制がなされているか?】

公安委員会の回答【道路横断禁止規制なし。】

やっぱり捜査警察官のでっち上げの標識でした!

道路規制をでっち上げて、無免許運転の少年を助ける捜査のようです。 
死人にくちなし? というより警察官の犯罪の疑いが濃厚です!

警察の捜査書類は、いろいろあります。
供述調書、実況見分、捜査報告書 など。 
供述調書や実況見分が警察官によってでっち上げられる事件は、これまでも体験しましたが、まさか標識や道路規制をでっち上げるとは驚きです。 

少年事件は、家庭裁判所に直接送致するので、検察のチェックを受けませんから、捏造しても、わからないと警察官は思ったのでしょうか。

捜査に納得できない遺族に依頼され、警察官の犯罪を調査する監察を、先日申し立てました。
交通事件は、警察官の主観により捜査され、捜査が適切だったかについて、チェックされることはありません。捜査情報を捜査段階で開示しなければ、警察官の捏造はチェックも受けず、被害者が泣きをみるだけです。

泣き寝入りの事件は、全国で発生しているのではないでしょうか。