【3千万円の高額慰謝料認める】との記事 平成14年4月27日
 

先日、東京の事件でマスコミが20歳の死亡事件で高額慰謝料認容とありました。マスコミはもう少し気をつけた表現をしてほしいですね。私も2年前、22歳の男性死亡例で、3050万円という判決をとりましたが、何も画期的なことではないのですね。というのは底上げを年々して来ているんですね。20歳くらいでは2500万くらいが当たり前となって来てます。
問題はどんなにひどい事故でも3000万と上限をしているのが間違いなんですね。
飲酒をしてようが、50キロオーバーであろうが、慰謝料の上限を決めていることが問題なのです。慰謝料については既に昨年名誉毀損の慰謝料を5倍から10倍ほど高くしました。
これまでせいぜい100万円くらいだったのを500万円を基準としました。これなど出版による精神的被害を底上げしているのです。肉親の慰謝料は安すぎますね。今の裁判所は。
悪質な部分をほとんど考慮してません。
昨日は札幌高裁で、PTSDの慰謝料を容認した、という記事もありましたが、こういう扱いこそが本流となるべきです。というのは慰謝料は死亡者に認められるべきですが、残った遺族の悲しみに応じて認容されるべきだからです。その意味では、慰謝料3000万円はあまりにも安い、と見るマスコミがでてくることを期待するしかありません。
 ちなみに、慰謝料でいうと、2年ほど前に、重度後遺症の慰謝料で3600万円との判決をもらいましたが、刑事処分は罰金でしたね。これなどは、死亡の慰謝料よりも上限が高いのですが、慰謝料が犯した罪の重さを示すのであれば、被害者が植物状態の場合には、人生を奪われる人は3人ほどいる事例があるのですから、実刑5年くらいはあってもしかるべきでしょうか?