2 昭和43〜50年に被害者100万人が60万人に激減した理由 
 (100万人が60万人まで激減した理由は何か?)

 被害者がこれだけ減ったのは、昭和43年に刑法の業務上過失致死傷罪の法定刑の上限が懲役3年から5年に引き上げられたことにあります。厳罰化による犯罪抑止効果により、ドライバーの運転が慎重になったと考えられます。
 この時の背景ですが、国が交通事故撲滅の対策に本腰を入れたため、官民挙げての事故撲滅キャンペーンが徹底的になされました。
 法律面では業務上過失致死傷罪の刑を3年から5年に厳罰化しました。
 法の運用面でも徹底され『初犯から実刑を』が検察のキャンペーンでもありました。
 実刑者の数も多く、業過だけで5千人に達したとのデータもあります。